遺跡巡りは子供にはおもしろくない？かな？なんて私も一瞬思ったけど、全然。少しだけドラクエを知っていた娘は、リアルなドラクエみたいな世界に興奮していました。なんと贅沢なドラクエごっこ。
ダンジョンを探検するみたいに、3人であっちこっち歩き回りました。
朝5時ぐらいに起きて日の出とアンコールワットを見るために、夜も明けきらない真っ暗月明かりの中、トゥクトゥクに揺られた。明け方はまだ寒い。細いお月様と月明かり。不思議な世界に迷い込んだ気がした。3人だけの特別な旅。
なるべく色んな世界を小さい頃から見てほしいと思う。どんな風に彼らの記憶に残るのかはわからないし、豪華なリゾートホテルの方がいいのかもしれないけど。母親が好きだった感じとか、伝えたかった気持ちとか、いつか何となく感じてくれたらそれでいい。子供の時の記憶と照らし合わせながらまた大人になってから自分の意志でカンボジアに来ることもいいかもしれない。
娘はよく、前世の記憶なのかなんなのか、ここが懐かしい気がするだとか、知ってる気がするとか、面白いことを発言する。今まで見てきたアニメとか映画とか本の影響もあるのかな？と思うけど、私のお腹にいた時のことも覚えている人だから、もしかしたら前世の記憶かな？なんて思う。旅の途中でそんな話をきくのも楽しい。
息子に限っては、もうきっと私の予想を遥かに超えている。1歳8ヶ月？から海外生活をしているので、日本で生まれ育った私とは感覚的に別のように思う。親子なのにバックグラウンドが随分違うのだ。受けてきた教育も常識も時々、全然違うので戸惑う。
好きな人間のタイプはと聞かれると、生きる力が強い人と答える。それは例えば、知らない世界にも余裕で飛び込める感じの人。物怖じせずに立ち向かえる強い心。引かれたレールの上から逸れる事を楽しめる人。多角的に物事を見れる人。そんな感じ。
なんとなくそんな事を考えながら、色んなところに連れて行ってる気がする。でも別に沢山の期待は持たずに。彼らの人生なので、私の理想とかそういうものはどうでもいい話。どんな答えを選んでも、おぉいいねっ‼︎と言える人でありたい。
普段は考えないけど、旅の途中は今日書いたような事を所々で考える。旅と人生は似てるから⁇
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