ペナンで絵本図書館を開きたい📚Library

昨晩 “しあわせのパン”という映画を観た。オンラインの日本映画祭(JFF)のお陰でフリーで観られるのは有り難い。 “月とマーニ”という絵本がキーワードの映画でした。

私は7年前、まだ2歳にもならない赤ちゃんのような息子と、5歳の娘を連れてペナンに来ました。
人生の大転機なのに先の予定は決めずに。何故なら、インターナショナルスクールで子供を育てる経験も実体験もないので、2年くらいいて帰国することに意味があるのか? や、日本の状況をみて判断しようと思っていたので決められなかった。

移住初日。2人とも小さい‼︎7年前

トランク2つくらいで移住される方が多い中、私は船便を使って日本から荷物を持ってきました。その大半がなんと絵本(笑)改めて、自分のことを文字にしてみると、やっぱりちょっとクレイジーなとこあるなと思ってしまう。当時は真剣なんですが。これまで2度の引っ越しの際はめちゃくちゃ大変でした。今まで引っ越し屋さんにお願いしたことがなく。全て1人で運びました。たーいへん。

小さい子供と生活する上で、私の中で重要なアイテムの1つに “絵本”があります。
日本にいた頃、絵本の定期便を頼んでいました。厳選されている絵本リストが私の好みに合っていたからです。本屋で買うのも楽しいけど、ポストに届く象のマークの封筒に娘とワクワクしたのを覚えているので、送られてくる!というのがなんともよかった。私はちょっと拘りが強いので、絵の感じ内容自分好みのものが良かった(親のエゴ😅)ので、厳選されてるリストからさらに厳選して送ってもらっていました。(決められている絵本を既に持っている場合、他の候補と変えられる。持っていないけど変更していたというわけです)

その他にも自分好みの絵本、昔から持っていたものを合わせるとかなりの量でした。それをほぼほぼペナンまで送ったのです。

下の息子が8歳になった今も、夜寝る前に2冊読み聞かせをして寝るので、頑張って持ってきた甲斐あり‼︎ でもそのうち、あまり出番が無くなってくる事も予感してます。眠らせるにはもったいない絵本たちをペナンに来ている小さなお子さんのいるご家庭に提供できたらなーと何となく考えています。

絵本図書館。この私のホームページを使って出来そうなので、いつかやってみよう。需要があるかはわかりませんが。それにコロナ禍の今、まだアクティブに出来ない感じですね💦

夜に撮ったので色が違う💦本当はもっと水色。

教育を促すような絵本より、小さい小さい見えない世界を描いているような絵本が好きです。幼少期に素敵な絵本の世界に触れたこどもたちは、きっと想像力を自分の中に蓄積することができると信じてます。多分自分が憧れている人間が、独自の世界観を表現できる人(クリエイティブな人)なので、子供たちにもそうなってもらいたいな!という願いを込めて…なのかもしれない。

映画に出てきた “月とマーニ”。この絵本も絵の感じが印象的。ブルーの夜空はいつまでも心に残るだろうな。主人公の女性が大人になった今でも大切にしている物語。絵本ってこういう力があると思うんです。

私も未だに抜け出せない。多分、茂木さんの言葉を借りたら(茂木さんの言葉じゃないか😛)きっとこれはクオリア。私には説明できなかった感覚を研究されている茂木健一郎さん。絵本でクオリアは養われるんじゃないでしょうか。未だ脳科学的に解明されていないこの感覚質。一生解明されなくていいと思う。ふふふ。

おまけ: 私の姉は絵本作家です。姉の絵本の中でも1番好きな作品がコレ。
“さくちゃんのかばん”。この絵本は既に本屋さんでは手に入らないので、もし絵本図書館を始めたら一押し絵本にしようと思ってます😙動物好きの姉が描くどうぶつたちは本当に可愛らしい♡
姉の絵本の話はまた今度詳しく紹介したいと思います♫ つがねちかこで検索してみてください。沢山出てきます📚続々と新刊も出ているようなので一時帰国で読めることを楽しみにしてます♫

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子供たちを学校に送って行った朝の色。
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